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地縁・血縁・ドブ板選挙は嫌!(自分で出来ることを、自分でしよう!) [公開討論会]

 数年前に、地元の県議選・衆議院選挙で公開討論会の主催をしたことがあります。(といっても主催者グループの一人に過ぎませんが)
 

 
 私の住んでいる高浜市は、比較的中小規模の自営業者の多い人口4万人足らずの小さな街で、選挙の度に人間関係や地縁・血縁をベースにしたいわゆる「ドブ板選挙」が展開されてきました。
 
 そこには、政策や地域構想があるわけではなく、○○さんは人柄が良いとか、頼れるとか、オレの言うことが聞けないのか!など、本来あるべき選挙とはほど遠い世界でした。
(本当は政策や地域構想が当然あったのでしょうけれど、一有権者である私のところまでは聞こえてきませんでした)
 
 一有権者として「責任ある投票行動」がしたいと考え情報収集をしようにも、選挙事務所や単独候補者の集会などに行くしか方法が無く、そういう場所に行くと自動的に地縁・血縁ベースの後援会組織に絡め取られてしまい、とても足を運ぶことが出来ませんでした。
 
 
 あるセミナーで、公開討論会(第三者である市民が立候補者を一堂に会させて行う立ち会い演説会のような物です)の存在を知り、地元で友人のH君やF君と話をしたところ数ヶ月後に県議選を控えていたこともあり「そんな討論会があったらいいね、絶対聞きに行きたいね!」と盛り上がりました。
 
(ただ、その時点ではあくまでも「誰かやってくれないかなぁー」で、自分たちが主催するなんて事は考えても居ませんでした。)
 

 
 調べてみると、リンカーン・フォーラムという公開討論会支援NGOが存在しており、全国各地で同じ思いを持っている人たちが沢山いることがわかってきました。


公開討論会支援NGO「リンカーン・フォーラム」
http://www.touronkai.com/
 
 MLに登録し、過去ログを読んでいて驚愕しました。
 
 な・な・なんと、直近の衆議院選挙で、何にも背景を持っていない一人の主婦が、公開討論会の存在を知り、一人で主催者となり実現した事例なんかが山ほど有るではないですか!
 
 結局、人がやるのを期待して自分は何もしないというのはとても恥ずかしいことで、「自分で出来ることを自分でする」というのがどんな場合でも基本だと思うようになりました。
(嗚呼、私は単純ですね....。)
 
 そして、結局、高浜市内の誰もそんな手のかかることはやらない事がわかり、いつしか「オレがやらねば誰がやる!」といった妙な具合になってきました。
(”たいせい”もおだてりゃ、木に登ります。:時には山に登ったりもしますが....。)

  
 H君と共に、当時参加していた某団体(青年会議所だったりしますが....。)で話しを持ち出したところ、メンバーの多くの賛同を得ることが出来、数ヶ月後に行われる県議選で西三河初の公開討論会を実現しようと言うことで話がまとまりました。
(選挙に関わる事に及び腰の声もそれなりにありましたが、あくまでも「立候補者の政策を聞くための市民運動」だと理解を得ることが出来ました。)
 
 準備期間がほとんど無い中での開催決定
後援会や、市内の有力者からの圧力もそれなりにはあり結構しんどい思いもしましたが、「普通の主婦が、一人だけで実現にこぎ着けた事例があるのに、何故自分たちにはそれが出来ないのだ!」と勇気を奮い立たせ、何とか実現にこぎ着けました。
(勿論その過程には、市内外の多くの方々の応援・アドバイスをいただきました。)
 
 
 
 そして、その年の秋に衆議院の解散があり、愛知13区内で私たちの公開討論会を見聞きされた方たちが発起人となり、私も公開討論会の経験者としてオブザーバー参加させていただき、衆議院選挙の公開討論会へと結びつきもしました。
 
(昨年のサプライズ解散に伴う解散総選挙でも、思いを引き継いだ人たちの手で「公開討論会」を実現していただけました。)
 
 
 
 私が常々思っているのは、自分に出来ることすらしない人間は、他を批判したり意見を言ったりする資格はない!と言うことです。

 ゴミの投げ捨てをする人間は、環境問題について語る資格があると思いますか?

 選挙について言えば、投票所に足すら運ばない人間は当選者に白紙委任をしたのであって、その後の政策を批判する権利はありません。
(投票するに値する候補者が居ない場合でも、投票所に足を運んで白票を投ずることによって意思表示を行うべきです。憲法によって保障された「政治に意見する正当な権利」を自分の都合で行使せずに、物を言うなど言語道断です。)

 私自身は最近、政治的な中立性を失いつつあり、公開討論会を自分自身で主催するのは難しくなって来ましたが、普通の市民の政治参加と言うことにこんな方法もあるのだというのを知っていただきたいと思い、私の拙い体験を紹介させていただきました。

PS.
 「少しでも良い地域」「少しでも良い自治体」「少しでも良い国」を作るため、公開討論会を実現したいという方がいらっしゃいましたら、多少は応援することも出来ると思いますので、連絡くださいませ....。(背中を押すぐらいしか出来ないかもわかりませんが....。)

(選挙に伴う公開討論会という手法は、1990年代に京都大学の学生有志によって始められた物で、先に書かせていただきましたように一般の主婦による一人実行委員会での開催なども沢山事例があり、老若男女を問わず「思い」と「行動力」さえあれば実現できる手法です。)

 

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コメント 4

nina

すごい行動力ですね。
各候補者のスケジュールを調整して集まってもらうだけでも、スゴく大変そうですよね。
私は関西在住ですが、とにかく投票率が低いのが情けないです。
特に大阪。
大阪の友人に「今回は選挙に行けよ」と言っても、「誰がなったって一緒やからええやん」といった感じです。
それなのに行政に対しての文句は絶えません。
投票率が30%だの40%程度だと、そりゃ組織票に勝てるわけありませんよね・・・。
by nina (2006-08-12 11:00) 

たいせい

 私の場合、たまたまH君やF君という「夢を語れる友人たち」が回りにいて、共にヒートアップすることが出来、そういった事を議論することの出来る某団体に入っていたから実現した結果で、一人実行委員会で実現した方たちには到底足元にも及びません。(そして衆議院選の時も、S君やI君という素晴らしい仲間に巡り会えた結果です)
 人生を賭けて立候補する方たちに迷惑をかけてはいけないと、プレッシャーに眠れぬ夜もありましたし、素人が選挙に関わっても良いのか?と、旗をあげたものの迷いもありました。
 ただ、やはり政治家として自ら公の場に出て行く方は素晴らしい人々であり、「多くの市民に自分たちの声を伝える場所を作ってくれてありがとう」の言葉に感動した日のことは今でも忘れることが出来ません。

 選挙に行こうにも、政策や人柄の違いがわからず、誰に投票して良いかがわからない?と言うのが多くの有権者の本音のようで、公開討論会をやった結果、政策の違いがわかり、投票率が上がるというのも、リンカーンフォーラムのデーターにハッキリ表れています。

 新しいことを立ち上げるには当然障害もありますけど、得難い喜びを感じることも出来ます。
 立候補される方たちも、自分の主張や政策を発信する場を求めていて、案ずるよりも産むがやすしで、直接お話しすることも、日程調整も、意外と簡単にできる物です。
(公開討論会支援NGOリンカーンフォーラムも、全国的にバックアップ体制を持っていて、私たちがやった際もどれだけ助けていただいたかわかりません。:Kさん、Oさん、Mさん、その節は本当にありがとうございました)

 やってみると、大きな感動と達成感が味わえますよ....。
by たいせい (2006-08-18 09:31) 

懐かしい写真ですね。あの時の日々、そして高揚感と達成感。
ふと思い出しました。
ありがとうございます。
なんだか照れますけどね。
by (2006-08-18 16:15) 

たいせい

その節には、本当にお世話になりました。
県議選の写真に良い物が無く、一緒にやらせていただいた衆議院選の時の写真を使わさせていただきました。
昨年の解散総選挙で、私たちがやった時とは運営組織は変わりましたが、後を引き継ぎ実現していただいて、本当に嬉しかったですね!

nice! ありがとうございました。
by たいせい (2006-08-19 08:17) 

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